先週の日曜日、休日を使って富山県障害者芸術活動支援センターばーと◎とやまさん主催のアールブリュット展「アートって何なん? ーやまなみ工房からの返信ー」へ行ってきました。
また、同時開催の富山を含む9県から集まった多様多彩な「生の表現(Art brut)」を紹介する「beのコトと人とこの美 Art session in Nanto」にも行ってきました。
- やまなみ工房って?
- (日本財団HPより)滋賀県と三重県の県境、甲南町にある、アート活動を中心とした福祉事業所〈やまなみ工房〉に訪れた。現在、この工房では自閉症や知的障害を持つ81名のアーティスト(利用者)と22名のスタッフが共に過ごし、さまざまな創作を行っている。散歩、古紙回収、お菓子作り、スポーツ、敷地内の喫茶店での接客などといった活動がある中で、利用者一人ひとりが何をどう過ごしたいのかを見極め、尊重していく環境がここにはある。(やまなみ工房HPはこちら)
- アールブリュットとは、、、?
- エイブル・アート (Able Art) とは、エイブル・アート・ジャパン(会長、嶋本昭三)が主導する障害者芸術をとらえ直す運動、ノーマライゼーション運動である。この用語が定着した現在では障害者芸術自体をエイブル・アートと呼ばれることもよくあり、運動としての一面を強く出す時には、エイブル・アート・ムーブメントという用語が使われる。
1995年に始まった、日本発の運動である。目的は2つあり、ひとつは、それまで価値の低いものとみられてきた障害者芸術のすばらしさを知らしめ、障害者の地位を高めること、もうひとつは、そうした活動を通して、誰も疎外されたり排除されない社会の実現を目指すことである。近年は障害者芸術ばかりではなく、生きづらさを抱える多様な人たちが抱える問題についても扱うようになっている。「wikipediaより」
富山でアールブリュット店が開かれるなんて珍しい!ということで
大学生頃からアールブリュットに触れ、卒論もアールブリュットだった私は、
ウキウキしながら15歳になる弟と伺いました。
お話を聞いていると、中には2年かけて1作品を作る方もいるのだとか。
大学生のときだったら、「うわー、手をかけて作品つくってるんですね」と素直に共感できたであろう私。
しかし、「2年か~。その間、どうやって給料でてるのかな」「どうやって、会社を維持しているのか」
と率直に思ってしまった。
大人になってしまった私。。。
「アートって何なん? ーやまなみ工房からの返信ー」を見た結論として、
「素晴らしい才能を持っている方をどうプロデュースするか」
「才能を育成する間に、どう生活を保障してあげるのか」
その才能を見つけ、育てる側がどうサポートするかが重要だなと感じました。
障がい者アートだけでなく、そのほかにもアートがありますが、
サポートする側はどうサポートしているのか。
気になるので、調べてみたいと思います。
会社としても、そんな才能をサポートできるような事業をしていきたいと思います。
- 「アートって何なん? ーやまなみ工房からの返信ー」の概要
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美術に無縁だった人たちが、爆発的な表現作品を生み出している。今、国内外から注目を浴びている社会福祉法人「やまなみ工房」(滋賀県)のあり方は、「アートって何?」という問いかけに鋭く答えてくれる。
会 期 2021年3月6日(土)~5月9日(日)
休館日 火曜日(5月4日(祝)は開館し5月6日(木)休館)
観覧料 一般700円 / 高大生210円 / 中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
追記、
そのあとに「桜が池クアガーデン」にいってきました。
温泉に入りに行くだけと思っていきましたが、プールもあり、なんと横にはボルダリング場も。
中学生の弟と1日楽しんでくることができました。
初見さんでも参加でき、やり方なども説明してくれるので楽しかったですよ。
ちょっと難しいので、子どもたちも大きくなったら来てみたいなー~と思います。