みなさん、こんにちは。
(株)UNIQUER(ユニーカー)の熊本です。
先日、あるお母さんから「子どもが学校に行きたくない」と言っているという相談がありました。
「学校への行きしぶり」
この仕事をしていると、結構困っている親子が多いことがわかります。
親としては、学校に行かないと生活リズムが崩れるし、朝送り出すのがとても大変で心身ともにまいってしまいます。
行きしぶり、どう対応すればいいの?
そんな状況があれば、まずは子どもとじっくり時間をとって話を聞いてみましょう。
「お友達がいじわるしてくる」「勉強がわからない」など、子どもなりの理由があるはずです。
次に、行きしぶりが続いた場合は、
その状況を早い段階で担任の先生に相談してみましょう。
場合によっては、怒りたい気持ちもあるかもしれませんが、
ここはまず、担任の先生に「相談」という形で連絡するのが今後のことも考えベスト。
学校の先生方は子どもたちのことを一生懸命に考えてくれているので、なにかしら対応してくれるはず。
でも、どうしても担任の先生と合わないということもあるかと思います。
また、「担任の先生と合わない」ことが行きしぶりの原因なら、担任の先生には相談しにくいですよね。
そんなときは学校では教頭先生に相談することも一つの手。
教頭先生は学校では色々な権限をもち、生徒や先生のフォローをいつも忙しくされています。
勇気がいることだとは思いますが、担任の先生だけで解決しなかった場合、ぜひ相談してみてください。
学校側でできること、お家でしてほしいことなど、いろいろ相談に乗ってくれると思います。
子どもの心のケアのために
学校にはスクールソーシャルワーカーさん、スクールカウンセラーさんがいます。
スクールソーシャルワーカーさんは、親御さんや子どもを学校外の機関とつなげたり、活用できる制度の紹介などをすることで心のケアをサポートしてくれます。
対して、スクールカウンセラーさんは、お子さんや親御さんの話を聞きながら、心の問題を手伝ってくれます。
もし、学校での出来事を客観的に見てほしい時や子どもの心のケアが必要だと思ったときは、ぜひ相談してみてください。
学校のお便りなどに、相談日時や問い合わせ方法などが書かれているかと思います。
学校外の機関を頼る
もし、学校の先生方に相談しても解決しなかった場合、親御さんはどんな方法がとれるのでしょうか?
県や市には「総合教育センター」というところがあります。
学校外で相談したい場合などは総合教育センターさんに行けば、
問題を客観的に見てくれ、スクールカウンセラーさんとの面談や学校への相談、
必要であればその他の支援機関を紹介してくれると思います。
まずは学校の先生やカウンセラーさんを信頼する。どうしてもの場合は学校外の機関へ相談を
以上が、子どもたちの「行きしぶり」が起きた場合の対応となります。
「行きしぶり」が起きているということは、子どもたちにとって何かしらのストレスがかかっているはず。
親心としても、とても心配で不安だと思います。
ぜひ、学校内部の先生方、そして学校外の機関も頼りながら対策をとっていきましょう。